手をかけ目をかけ、蝶よ花よと育てた白文鳥が旅立ってから一年が経った。
彼は前述のとおり一家の王子様として育ててしまったがために、大変なわがままバードであった。いや、元来文鳥はそういう生き物なのかもしれない。生意気でわがままで媚びへつらわない。しかし甘えるときはこちらの都合お構いなしに甘え、リラックスした姿は骨格に疑問を抱く液体ぶりである。犬か猫かと聞かれたら、間違いなく猫だ。(鳥です)
猫が猫様であるように、文鳥もまた文鳥様であった。
あの家臣として生きた日々が懐かしい。
あの問答無用のみだれづきが懐かしい。(1ターンに2~5回連続して攻撃する。ノーマル・ひこう)
構われるのは嫌なのに、構わないとすり寄ってくる愛らしい温かい小さな子。
お盆だし、また遊びにおいでよ。
大好物のスイカを用意して待ってるからさ。
8/9/2024, 4:58:36 AM