カーテンを開けると曇りガラスの向こうがいつもより白く、眩しくて目を細める。
窓を開けると昨日降っていた雪が積もって太陽の光が反射していた。
自分の吐く息が白い。
久々の光景に見惚れていると、部屋の暖かい空気が外に逃げていき思わず身震いをして早々に窓を閉める。
今日は外に出ないで過ごすか考えていると着信音が鳴った。
ロック画面に表示されたメッセージをタップして、ロックを解除する。
開かれたメッセージアプリには三段重ねの大きな雪だるまの隣で満面の笑顔でピースしている君の写真と『早く来いよ!』の一言。
あまりに無邪気な笑顔に思わず口角が上がる。
「何時からやってんだよ」
思わず口から溢れた言葉には呆れと少し浮かれた気持ちが入り混じる。
急いで部屋着から着替えて、コートと手袋、マフラーを身につけて靴を履く。
ドアを開けると清々しいほどの冬晴れに、地面に積もった雪が光り輝いていた。
コンビニに寄って、朝ごはんと暖かいココアでも買っていこう。冷たくなっているであろう君の手が少しでも暖かくなるように。
1/5/2026, 3:24:02 PM