目を閉じて思うこと。それは大体が空想だった。
もしくは、書き進めているお話の続き。
こうしたらどうかな? ああしたらどうだろう?
それとも……ちょっとひっくり返してみようかな?なんて考えたり。
物語の主人公になったつもりで、頭のなかで言葉を並べて。
つらつらと書き進めていくと、いつの間にか朝になっていて。
あぁ、せっかく思いついたのに、忘れちゃった、なんてこともよくあって。
”眠りにつく前に”思う世界は。
現実と空想が入り交じった、柔らかな暗闇だった。
眠りにつく前に
11/2/2023, 1:30:39 PM