『どんなに離れていても』
どうしようもないほど辛い時はやはり君のことを考える。
今は何しているのだろうか、
君ならどんな風に応援してくれるだろうか。
そんなことを考えると別の自分がそれを否定しに来る。
"そんなだからお前は弱い"
"いい加減その考えは捨てろ"と。
別の自分の方が正しいことを言っているわけだから
余計に悔しさを感じる。
今日も仕事がしんどくて君のことを考えてしまった。
その後に別の自分からの追い討ち。
悪循環だ。さっさと気分だけでも何とかしよう。
お風呂に入って一旦リセットをかける。
何とか落ち着いたから仏壇の前に行き手を合わせる。
「今日はちょっとしんどくてまた君に甘えようとしちゃった。
ごめんね。でもまた明日から頑張るから。」
ここから天国までどれだけ離れていても君のことは忘れない。
けど、一人でやっていけるようにしないと
君が安心出来ないから明日も頑張る。
だから、信じて見守っててね。
語り部シルヴァ
4/26/2025, 10:47:32 AM