先ほど、初めて肺炎で入院している父に
面会できた。
なぜ初めてかと思う人も
いるかもしれないが、
今は、病院も感染予防のためか、
1日一人しか面会できない。
しかも、14時から17時までという極めて
限られた時間帯である。
今の父は、もう食べることもできない。
しかも、延命治療は放棄して、
1日おにぎり1個分の栄養補給を
点滴でやっている。
これもある意味、延命治療と言われるかも
しれないが・・。
今月8日に医者から親族を集めて話を
受けたが、父の命は2週間から1ヶ月という。
やはり、父の姿を見て元氣だった頃を
思い浮かぶと、死の前は残酷なものだ。
痩せて、身体もまるで食糧難に苦しむ
人たちのような体型で、
何を発しているかほとんどわからない。
聞き取れない。
できることは、父の顔を見て一生懸命聞くことが、
唯一できることだった。
あと、父に「元氣なときに、家族のことに一生懸命
してくれて感謝しています。ありがとう。愛しています。」と伝えた。
そのあと、「父のDNAを引き継いだことに誇りを持っている。今までありがとう」と言った。
どうなるかわからないが、父の望む方向へ
いくことを願うしかなかった。
やはり、私より一番の理解者である母がくる
ことを待ち望んでいたのは、しみじみと感じた。
それが唯一の生きる望みかもしれない。
2/10/2024, 6:55:35 AM