ある日突然彼女が僕に別れを告げた。
何ともない夜だった。
いつも通り楽しく過ごしていた。
だが、そこでトラブルが起きたのだ。
それは突然の事で、僕にも何が何だか分からなかった。
もう私たち別れよう。
彼女がなんの前触れもなく告げたのだ。
僕、気づかないうちに傷つけちゃったかな、
僕は驚き咄嗟に出た言葉がそれだった。
ちがうの、君は悪くなくて、
じゃあ何で?
僕がそう聞くと彼女は少しづつ
涙を零しながら話し始めた。
彼女は自分が精神的に苦しくなっていること、
彼女が僕を傷つけてしまうことが怖いこと。
僕は君がそう思っていても、君自身が嫌でなければ
ずっと傍で支えるよ。
君が辛い時苦しい時泣きたい時何時でも君を守る。
傷つけちゃうかもしれない。
傷ついても立ち直るから平気だよ。
こんな僕だけどこれからも一緒に居てくれますか?
はい、
彼女は泣きながら答えた。
僕は別れなかったことと彼女が少し打ち明けてくれたことに
少し安堵し
彼女がまた抱えてしまわないか不安に思った。
【安心と不安】
1/25/2023, 12:57:10 PM