どうして、
この問いは腐らない
時間に沈めても思考で包んでも
白いまま私を見つめ返す
私と毎夜目が合う
内臓の裏で静かに脈を打つ
それを無視するほど
頭の中で大きくなる
どうして
壊れかけた思考ほど整って見えるの
刃は切るためにあるんじゃない
輪郭を確かめるためにある
触れた瞬間
私はまだ存在していると分かる
闇は私を分解しない
名前も理由も要求しない
未完成のまま
私を許してくれる
どうして
安心はいつも息苦しいの
胸の奥で絡み合う疑問が
ほどけないことを
私はもう望んでいる
「どうして」は出口じゃない
これは私が私の中に
留まるための
錨
答えを与えないで
どうしてを奪わないで
崩れる直前のこの静けさのままで
そうしたら
私は正しい形を保てられるから
答えを与えたら私が間違ってるって
分かるから。
1/14/2026, 12:26:07 PM