蓼 つづみ

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眠りの映像
空想の心象
未来の形象
そのどれもを夢と呼ぶのは、
何かを思い描くという共通からだろうか。

“断片”と聞いて3つのうちからすぐに想起させれたものは、“眠りの映像”だった。

眠っている時に見る夢は、
心が意識の監視から放れたときに、
沈黙していた層が声をあげる現象だ。

悪夢に目を覚ましたとき、
心の深いところでまだ治りきらないものがあると知らせているのかもしれない。

ひとは、起きている間、たくさんの事を無かった事にして生きている。

治せない痛み
目を背けたい恐れ
精神のひび割れ
無意識のざわめき
怒り、傷、悔しさ、欲望
凍てつく孤独
理性はそれらを包むようにふわっと蓋をしている。
だけど眠るとその蓋は開かれてしまう。

だから、目を覚ました時に記憶している夢の断片は、
内側の地層に触れるための大切な手がかりでもあるんだ。

題 夢の断片

11/21/2025, 11:06:37 AM