『もしも未来を見れるなら』
※BL 二次創作
「未来なんか知らない方が楽しいじゃないか」
「お前はそう言うと思ったぜ」
「でも、君が未来でも常に僕の隣にいるかだけは知りたいな」
「もし、隣にいなかったらどうするんだよ」
「もちろん! 君を縛り上げて、物理的に僕から離れられないようにする!」
「人畜無害な顔してんのに、お前は発想がいかれてるよな」
「そうかな? 愛ゆえにだよ。それだけきみへの愛が深いってことじゃないか。そういう君こそ、もし僕が隣にいなかったらどうする?」
「どうもしねえよ。離れたもん無理矢理引き戻しても仕方ねえだろ」
「君は前科持ちの犯罪者なのに、わりと常識的なこと言うよな」
「捕まってねえから前科はねえ」
「そこはどうでもいいだろ。そんなことより、もっと愛ある回答にやり直しを要求する!」
「犯罪歴は普通どうでもよくねぇんだよ。ったく、なら、お前を殺して心中でもして一緒に地獄に堕ちる、とでも言えば満足か?」
「そうそう! いい感じだ」
「よくねぇだろ」
「確かに、きみが死ぬのはよくないなぁ。よし、それじゃあ、君は僕を殺して、殺した僕のこと一生想って生きてくれ。僕は地獄で君のこと待ってるから」
「お前から離れる気も、お前を離す気もそもそもないから、そんな未来は来ねぇよ」
「僕だって同じだ。ふふ、今のはものすごく愛が深い感じがしたな」
4/19/2026, 6:05:24 PM