これは失恋の物語。
はじまりは、星が輝くレストランにて。
その場所は、どこよりも星が綺麗に輝く場所。
そこへ行けば誰もが星を眺めてしまう。
とても、ロマンチックで綺麗な場所
ある日、その場所にレストランができた。
最初、誰もが批判した。
『綺麗な場所なんだから台無しにするな』や
『はやく無くなればいいのに…』と。
しかし、その言葉は今では無くなった。
なぜなら、そのレストランは不思議な程に
『星』を一際輝かせていたからだ。
話は変わるが、あるところににそのレストランで
働くことを夢とするある少女がいた。
その少女は星をこよなく愛しており、
本当に『星』を輝かせることができているのか、を
自分自身が働くことで確認しようとしているようだ。
その少女は誰よりも星を愛していると思っていた。
だが、そんなことは無かった。
ただ一人だけいたのだ。
少女と同じくらい。いや、少女でも勝てない程に
星を愛し、星をより輝かせ、魅力を伝えることを夢とする
ある人が。
少女はその人と会うこととなる。
そして次第に少女は惹かれていく。
その人はあまり意識していないように見えるけど…
なぜなら、
良くも悪くも『二人』は繋がっているから。
そのことをその人は知っている。
少しだけ他の人とは違う、失恋の形。
これは、それをみれる少しだけ特別な物語。
6/4/2022, 2:01:21 AM