秋風に吹かれ、紅葉した木々の葉が舞う中キミと並んで家路を歩く。「朝晩、寒くなったよね」「そうだね」「寒いのイヤだなぁ」上着をギュッと握りしめ、キミは身を縮こませる。「俺も寒いのはキライだなぁ。でもさ、寒いのを言い訳に、手を繋げるのは嬉しいかな」俺はキミの手を取り、ギュッと握るのだった。
11/15/2024, 9:57:03 AM