秋の訪れ
朝起きて窓を開けると、さらりと涼しい風が素肌を撫でる。
昼前にスーパーへ買い物に出掛けると、店頭には新米、秋刀魚、栗、かぼちゃ…秋の味覚がめじろ押し。
午後、窓辺で読書をしていると外に黄金色のススキがはためくのが見えた。
夕方、日の入りが早くなり辺りが薄暗くなると、どこからともなく鈴虫の声が聞こえてくる。
夜、満月の灯りが部屋を照らす。
月明かりをぼんやりと眺めながら鈴虫やコオロギの声をBGMに眠りにつく。
ごく平凡な一日を通して私は秋の訪れを感じる。
10/1/2025, 10:40:47 AM