Riverrun

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ふとした深夜に書くようにしているタイムレター、はっきりと何年後の自分へ向けてかは分からないが、次にこの手紙を見つけるまで閉ざされた文章。先日机の引き出しを整理していると、中3の時に書いたものを見つけた。何か言ってるようで何も言ってない文字の連なり。想定したどおり黒歴史というべき恥ずべき記憶でもある。しかしこの時既に、財務官僚として働くという夢を抱いていた。夢を見たのは15歳の冬からだったからきっとまだ目指したて。15歳の自分が下した決断は志望校を決め、塾を決め、受験科目を決めた。私が今浪人しているのもあの日の夢をまだ諦めていないため。きっとこの大学、この学科でなければ望む道は絶たれてしまう。
人は皆、幼い者に弱いから、私は幼い私の願いを叶えてあげたいと思う、ただそれだけのこと。変わらない熱量を持ち続けるのはとても難しいが、過去の自分からの手紙は大いに、今の自分の原動力となりうる。

1/30/2024, 3:39:26 PM