こんにちは、かも肉です。
いつもたくさんハートを送ってくださり、誠にありがとうございます。
これまで毎日書くことを心がけていたのですが、あまりにも書くことに夢中になってしまい、寝不足で体調不良になってしまいました。
この馬鹿みたいな経験を踏まえ、これからは二日に一回とか、そこら辺のゆっくりしたペースでやっていきます。
というより、気づいたらアプリ消してるかもです。普通にスマホの容量がなさすぎて、アプリの断捨離を始めているので。
一応これまで書いたのは全部コビーしているので、失うものは何もありません。ただ、創作欲求を満たすだとか、文章を書く練習するだとかがすごくやりやすいので、正直続けるか消すか微妙なところです。
まあ、急に消えてたら断捨離したんだなと思ってください。
なんでこんなグダグダ書いているかって?それはもちろん、今回のお題がムズいからっすよ。
こんな野郎が書いた文章を読んでいただけているのかと思うと、とても嬉しいです。
消えるその日まで、どうかお楽しみください。
そう言って明日になって確認すると、あれ消えてる!とかならすごいうけるんすけどね。
はい、ここまで読んでいただきありがとうございます。
それでは本題の“ベルの音”だっけ?なんだっけな。直で書いてるから消せない。まあ、適当に行きましょ。“ベルの音”ですどうぞ。
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作品40 ベルの音
家の近くに喫茶店ができた。歩いて十五分、自転車で五分くらい。そのは、とても美味しくて、特に喫茶店オリジナルのパフェが絶品だ。
なぜこんなに詳しいのかというと、
「ねえ、ここ、気になるよね!一緒に行こ!」
この女のせいだ。
彼女は前の席に座ってる、所謂キラキラしてる系の女子。何故か陰キャの私にいつも絡んでくる。漫画かよ。
でもまあ、私はあなたに興味ない。
「いや、甘いの苦手だからいい。」
「コーヒーもあるって!」
「コーヒーはお腹痛くなる。」
「普通のご飯もあるよ!」
「家ので十分。」
だからいつもこんな調子で、嘘をついたりして、あらゆる誘いを断っている。なんで親しくないやつなんかと一緒に、飯食いに行かなきゃいけないんだよ。
「ねーねーいこーよー。」
無視して帰る準備をする。
今日は早く帰らなければいけない。なぜなら、好きな作家さんの最新作が、やっと近所の書店に並ぶからだ。
「急いでるから。さようなら。」
足早にドアに向かう。誰も私を止められない。もちろん彼女も。いつだか布教したことがあるが、多分覚えておないだろう。
まあだから、さっさと帰ろうか。
教室の入り口近くまで歩いていく。
「……本買ってあげるよ?」
思わず足が止まってしまった。
後ろを振り返ると、彼女がニヤリと悪そうな顔で笑っていた。
「行こっか?」
その誘いに乗ってしまった。
カランコロンと、ドアのベルが鳴る。
五分で帰ってやると決心して学校を出たはずなのに、その決心はあっと言う間に塵となった。
店内に足を踏み入れる。片手には、さっき買ってもらったばかりの本がある。決心が揺らいだのは、これのせいだ。悪くない。
そう自分に言い聞かせながら、店内をぐるりと見渡した。
なるほど、いい感じのお店だ。レトロな雰囲気で、かかってる曲もセンスがある。カウンター席しかないようなので、一人で来るときとかは良さそうだ。
頭を物理的な意味で必死に動かしていると、キッチンの方からいらっしゃいませと言う声が聞こえた。キッチンを見てみる。お父さんより年上で、おじいちゃんよりも若干若いくらいの男性。所謂おじさんが、エプロンを着て立っていた。
席に座ると水とメニューを渡され、ごゆっくりどうぞと言い、去っていく。
隣に座っている彼女に見えるように、メニューを置いた。
「えーどうしよー。やっぱパフェがいいと思うけど、気分はパンケーキなんだよなー。ねーねーどうする?決めた?」
はしゃいでる様子で、彼女が言った。なるほど、メニューの写真はどれもすごく美味しそうだ。これは、迷うな。
しばらく考えていると、彼女がまた言った。
「え、やっぱりケーキも良くない?パフェがパンケーキがケーキ……。悩む!」
彼女が行ったメニューの写真を順に見ていく。私だったらパンケーキだな。そう思ったので、パンケーキにした。あとは彼女が選ぶのを待てばいい。
しかしなかなか決まりそうにない。次は原点に戻って、パンケーキとパフェで悩んでいた。なんだか可哀想に思えてくる。
しょうがないな。
「私パンケーキにするから一口交換する?」
そういうとキラキラした目でこちらを見つめてきて、
「いいの!マジ感謝!ありがとー!」
と、すごい感謝された。なんか、かわいいな。
さっきのおじさんを呼び、パフェとパンケーキを頼む。すぐ運ばれてきた。
食べる前に写真を取り、好きなところを選ばせて口に運んでやる。美味しそうに食べていた。たしかに美味い。これは行きつけになりそうだ。
夢中で食べていると、彼女がフォークを近づけてきた。
「はい、お礼!おいしーよ?」
少し抵抗しつつもいただく。
「!?え、おいし!?」
思わず声に出てしまった。
「ありがとうございます。」
おじさんが嬉しそうな顔で、こちらを見た。
「ね、おいしいよね!」
満面な笑みで彼女が喋った。
可愛い人が二人いる。これは行きつけに知るしかない。
そう決めたとき、ドアの方からベルの音がした。新しいお客さんが入ってくる。
「いらっしゃいませ」
おじさんの声が、まだ少し残ってるベルの音とともに、店内に響きわたった。
⸺⸺⸺
はい、眠いです。雑ですみません。優しい目で見てください。
12/20/2024, 5:28:06 PM