遊橙

Open App

いつものように依頼を終え、依頼完了の報告を待っているときに依頼をたまにしてくる彼がこちらに来た。
彼は二人を見、一枚の招待券を渡し今回はこのようなイベントを始めたからやるとほぼ押し付けて帰っていった。
青年と少年は顔を見合わせ、後日行くことにした。
開催していたのはスポーツアトラクション。かなり盛況で人が多く人気であった。

青年と少年は始めてのイベントに表に出す差はあれど胸が高まった。

タイムアタックでは様々な障害を乗り越え一番にたどり着く際は、小回りの利く少年に利があり偏差で青年は負けてしまった。
少年は大いに喜び青年は悔しかったものの、晴れ晴れとした表情をしていた。
最近、気が落ちていたがそれがバカらしくなるほど楽しくて。

考えすぎるのも考え物だなと少年は思った。
帰りはおいしいものを食べながらアトラクションの話をして帰った。

3/23/2024, 12:06:20 AM