真実を映す目を持った少女は思った。
私がいるから行けないのではーと。
実際問題。そういう訳では無い。少女が悪いのではなくて『周り』が悪いのだ。そう。周りのせいなのだ。だが、この少女は自分のせいだと思ってきた。今更その認識を変えるには「愛」の力が必要だ。だが、少女はまだ愛というものを知らない。暗い地下に閉じ込められてきた少女は「愛」というものを知らない。
数年がたった頃。少女を閉じ込めていた者が死んだ。行き場を失った少女はある男と出会う。
そう。これは、愛を知らない少女とこれから真実の愛を知ってゆく男の物語である。
「透明」
あとがき
こんにちは。今回あんま透明という題名とは関係ない感じがします…衝動的に書いたものなので駄文となってますが読んでくださるとありがたいです。ここまでお付き合いありがとうございました。
5/21/2024, 10:31:08 PM