こんな夢を見た
※霊的なものが苦手な方は控えてください。これは自分の実体験になります。
夢なのかわからない
真っ暗闇の中、目を瞑っていても部屋の景色がわかるのである
そして体は動かない
どんなに頑張っても動かせない
夢というよりも金縛りってやつなのかもしれない
人生初の金縛りに胸が高鳴った
へえ、金縛りってこんな感じなのか〜と感心していた
が、ふと気づく
自分の足元に誰かがいるのがわかった
白い死装束を着たボサボサ髪の老婆が床に這いつくばっていたのだ
その老婆の背後は真っ赤に燃えている火がみえる
そして老婆は自分の顔まで這ってきて遠く真っ直ぐ指さして言った
「おまえもあそこに連れていってやる」
そう言われたとき、老婆の指さした場所の景色が映像として脳内に流れた
その場所は『墓場』だった
墓場とわかった瞬間、自分は何故かぶち切れたのだ
「ああ?逆にもう一度墓場に送りかえしてやろうか!!」
「もう一度●ねぇぇぇえい!!」
などなどの花も恥じらううら若き乙女の罵詈雑言である
普段の生活では多分……言っていないはずだ
声は出なかったが心の中でありったけの暴言を浴びせた
口汚い底辺人間の顔をしばらく見つめていた老婆はそのまますっと消えた
そして動かなかった体は自由を取り戻し体を起こした
戦いは終わったのだ
自分は金縛りになると暴言を吐く人間だったのかと落胆するのと同時にあの老婆の指さした場所がどうしても気になった
知らんばあさんと仲良く墓場に入るつもりはないが、何故か行ってやらねばな、と謎の使命感
消える寸前の老婆は一瞬だが、ほんの一瞬悲しそうな顔をしたのだ
だが行ったところで霊感なんてないし、訴えられてもわからんし、何もしてやれることなんてないのだが
それでも花と水でも持っていってやってもいいか、と
1/23/2026, 11:49:08 AM