「もう一歩だけ」
もしあの時、俺が勇気を持てていたら、この関係も変わってたのかな。
野球部の新入生歓迎会に来てくれたお前を見た俺は、一瞬で恋をに落ちてしまった。
肩で切り揃えた艶々の髪に、プルプルした唇。
何度も想いを伝えようとした。でも無理だった。
お前との関係性が変わるのを恐れたんだ。
この関係を進めたいと思う反面、今の関係も心地良いものだったから。
今でもお前の事を思い出して、自分の弱さに打ちひしがれるけど、俺は忘れないよ。
お前と挑んだあの夏を、離れれていても俺達は最高のバッテリーだ。
8/25/2025, 11:09:26 AM