〇〇駅までの切符をショルダーバッグに押し込んで、
田舎行き特有の一両列車に乗り込む。
日曜の昼過ぎにもかかわらず、
案外人が多くて混んでいる。
食後だったからなのかわずかな眠気を感じた僕は、
相席できそうな人のいる席を探す。
ある席では、対席の方へ足を放り出して寝ている人、
またある席では、スイミングスクール帰り?と
思われる母と息子の二人親子。
僕は迷わず後者を選ぶ。
その親子の目の前に座った瞬間、
二人はそれまで楽しそうに話していたのを止めた。
母は読書。息子はケータイ。そして僕は…
12/1/2024, 3:42:46 PM