見知らぬ街
どれほど歩いてきただろう
家の方角も分からなくなってしまった
でもそれでいい。
もう、あの家には戻りたくない
今まで住んでたところと、全くもって違うところだけど、
不思議と、居心地がいい
ここがボクらが住むにいい場所なのだ
そう感じた。
「よし!ポチ!ポチと一緒に住める物件見に行くぞ!」
愛犬のポチは目を輝かせて元気よく返事した
実家にいた頃に色々勉強して、知識も蓄えたから
仕事やお金に困ることはないのだ。
さあ、新たな1歩踏み出そう。
そう、これはボクらの人生。物語。
あんな親に支配されたままで終わって溜まるもんか。
8/25/2025, 3:44:42 AM