僕が彼奴の髪を切ってしまったのも、爪を剥がしてしまったのも、睫毛を抜いてしまったのも、内に秘める宝石を踏み砕いてしまったのも、全部僕の内の宝のままに体を動かした僕のせいだということは分かっているんだ。 だが、僕の苦悩も分かってくれないか。彼奴が視界に入る度に怒りと嫉妬で、白目をむくほど、鼻血が出るほど、不快な気分になるんだ。言い訳だとは思わないでくれ。君に理解はできないだろうが、事実だから。 彼奴の脳は僕が食べたいと思う。
3/2/2023, 4:16:09 PM