YOU

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部屋のカーテンを開け、眩しい陽射しが降り注ぐ中、背伸びをする。
「よしっ、今日も仕事を頑張るか」
そう思えるようになったのは、同じ部署にいる、キミのおかげだった。
いわゆる僕は、陰キャという日陰の存在。眩しい日向で注目される、陽キャの人たちの陰に隠れ、ただただ仕事をこなしていた。
けれどある日
「いつも仕事頑張ってるね。負けないように私も頑張らなきゃ」
キミにそう言われ
「見てくれている人は、見てくれてるんだ」
ということが分かり、今日も僕は、笑顔で仕事に向かうことができるようになったのでした。

1/30/2025, 9:52:25 AM