街の明かりは家々を灯す。明かりの中で笑う家族もいれば笑い声など忘れてしまった家族もいる。僕の家は後者だった。母は若かった。若さ故か息子である僕に手をあげることが多かった。母はキャバ嬢だった。それ故に精神状態が不安定だったのだと思う。僕が今いる場所は白い天井が見える。そうか此処は病院か。
7/8/2023, 12:09:31 PM