僕は交通事故に巻き込まれて病院に搬送された
暗闇から痛みを感じながら目覚めた時
君が隣のベット越しに声をかけてくれた
それが僕と君との出会い
その後も二人でよく話すようになって
お互いのこともたくさん知って
一緒に退院することを約束した
話すにつれて僕は君に恋してしまった
僕を見つめる目、笑った顔、しぐさ、優しい心
そんな君が好きだ
あぁ、この気持ちを伝えたいなぁ
??き?お??く???
私は意を決して病院の屋上に君を呼び出した
「お、おれは君が好きだ!」
初めてだったからとても緊張した
そんな君は照れくさそうにしていた
「ありがとう!よろしくね!」
君が僕の手をぎゅっと握ったとたん
身体が熱く熱く、心が飛び出しそうになった
こんな経験絶対に忘れ?ない?だろう??
それからは順風満帆な日々だった
いろんな所へデートへ行ったり
愛情表現をたくさんしたり
夏には花火大会
クリスマスには一緒にイルミネーション行ったね
そして僕らは結婚した
この上ないほど幸せ??だった?
子供もできて誰もが羨む生活を過してた
子供が独り立ちして定年を迎え
寝たきりになってからは君が支えてくれたね
君に見守られ??ながら?人生を終えた?
な?ん??て?いい?じ?ん??せい?なのだ?ろ?
??げ?ん??じ???つ?
じんわりと家の天井が見えてきた
長い長い夢を見てたようだ
机の上にはダバコやお酒が散乱してて
部屋の隅にゴミ袋が沢山置いてあり
仕事も行けず家賃滞納の紙がポストに入っていた
君はもういない
愛しの君はもういない
笑うしぐさが可愛くて優しい君はもういない
僕はずっと後悔してる
好きだと伝えようと心に決めたその後
病状が悪化して帰らぬ人になってしまうなんて
なんでもっと早く動けなかったの?
せめて想いを伝えたかった
ねえ、約束破らないでよ、、
一緒に退院するんじゃなかったの?
「もしも君が生きててくれたら」
頭で何回唱えたのだろうか
夢が現実になんて、、はぁ、むりか、
「もう一度君に会いたい」
(もしも君が)
6/15/2025, 2:13:43 AM