‐沈む夕日‐
君には遊戯だったのかも
それとも何か気の迷いだったの
だって君は美しすぎて
だって君は眩しすぎて
誰もが君が廊下を歩くと
振り向き見とれた
さえない田舎者の僕
君は遠くて手の届かない
太陽のような存在だもの
だけどあの夜僕を見かけて
微笑んでくれた
悪い悪戯だったのかい
君には悪い遊戯びの1つ
通りすがりの行きずり
それでも僕が
勇気を出して言った言葉を
君は嬉しそうに
聞いてくれたね
君を幸せにできる男は
沢山いるけど
僕を幸せにできる女性は
君しかいないよ
君はあれっきりまた遠い人
僕を見ると困った顔
そうだね僕には縁遠い人
君は遠い憧れの人
僕だって本気になんて
ならないよ
だから何だったんだろって
冗談にして
どうもありがと
憧れの君
僕の最後の嘘を信じて
どうか僕を疎まないで
忘却れてほしい
君は素敵な人だから
僕はこっそり涙を流すよ
あぁ君はなんて
素敵なんだろうって
刹那の嘘を信じておくれ
4/7/2023, 12:26:52 PM