水上

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好きな色、というのは憧れのあらわれなのだといつか聞いたことがある。その人がまわりからどんな風に見られたいのか、というのはその色が持たれがちなイメージととても近いのだと。

わかりやすいところで言えば、青が好きな人は冷静な人と思われたいとか、白が好きな人は無垢な印象を持たれたい、とか。

思い返せば私の好きな色は、歳を重ねるごと少しずつ変わっていった。青からオレンジ、そして灰、その次は黄緑。これは幼少期から成人するまでの変化。この変化はたしかに、なりたい自分像の変化に伴ってのことにも思える。

成人してから干支一周分の時間が過ぎた今、私に好きな色はない。考えてみても、これといってピンポイントでこの色!というものが見つけられなくなった。

きれいなものをみると良いなぁと思うし、淡い色も、深い色も、それぞれの魅力がある。だけど私にとっての特別にはなりえない。

誰からどう思われたいのでもなく、何かになりたいわけでもなく。今はただ、自分の思うままに自分らしく。そんな生き方がしたい。

〉好きな色 22.6.21

まぁでも、強いて言うなら推し色は白かな。むしろオーロラ?好きな色とは少し違うけど。

6/21/2022, 1:21:29 PM