【昨日へのさよなら、明日との出会い】「これで最後だね、さよなら。」 君はその言葉だけを残して消えていった。悲しませない。約束したのに。契った自分に恨みを込めて少し、小指を爪で摘む。赤い糸は重い鎖になって、まとわりついた。「小指なんて結ぶんじゃなかったや。」
5/22/2023, 2:49:50 PM