黄桜

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今日、不愉快だと感じた瞬間があった。それは、ネットでよく流れてくるポエムの中の一文だった。死んでも、周りに迷惑をかけるだけで意味が無いのだと。自分でも理由は分からないが、酷く気持ちを逆撫されて気分が悪かった。
だが、数分もすると感情の昂りは落ち着いた。自分はこの時、第三者目線で珍しく感情的になったと俯瞰していた。
そして、自然と口角は弧を描くように上がっていて自分は笑っているようだった。この時の自分の感情に名をつけるのなら、図星という言葉がピッタリだろう。だからこそ、イラつくのだ。何も知りもしない人間が、まるで理解したかのように物語るのがあまりにも不完全な僕を苛立たせる。

想像で語るな、語るなら経験を積め。

お終い

8/31/2023, 11:44:26 AM