NoName

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私は耐えられない。そう思った時には暗闇の中にポツンと自分だけがいた。

なんでなんだ、なんで私なんだ、ずっとそう思っていた。
暗闇を私は1人で黙々と歩いた。
自分の足音、自分の声それしか聞こえない。
歩いて沢山歩いていくと暗闇の中に一筋の光が私を指した。
私はその光にそいながら歩くととても綺麗な景色の場所にたどり着いた。
私は涙を流しながらその景色を見た。

夜にまた来たい。そう思った。
私はもぉ少しだけ頑張ってみようかなと思った。
一筋の光を後ろにしながら私は反対に歩いていった。

1週間後私はまた同じ場所に行ったが無くなっていた。
私に勇気をくれた場所。
そして、私だけの場所。

11/5/2024, 11:55:26 PM