ゆい

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  創作 【20歳】

とある先生は、成人式に行かないという選択を選んでいた。

その当時、先生は山の中に住んでいて、動物と取っ組み合いをして命懸けで闘い、友達と喧嘩をして友達の服に落書きをしたりしていたからだ、と話していた。きっと気まづいのであろう。

私は、中学時代、顔があまり可愛くなかったので、いじめのターゲットとなっていた。そして、いじめをきっかけに不登校になったまま、中学校を卒業した。

不登校時代に、死ぬ気で勉強して、なんとか偏差値50から60程の女子高に入ることが出来た。
その女子高では、顔のことや容姿関連でいじめをするような人は1人も居なくて、友達の数は少なかったけれど、同じ趣味や性格を持つ友達と呼べる人ができた。
みんな、私と家の距離が遠い人達だったけれど、高校に行くと、ほんの少しだけでも、笑うことができるようになった。

中学時代不登校だったのに成人式に行っていいのかな。またいじめられると思うと、怖くなったし、味方でいてくれた女子高時代の友達も、家が遠くて学区が別なので、一緒の成人式に行くことは出来ない。

ネットで試しに「成人式 行かない」と検索したら、【自分の心を守る選択】と出てきた。
親や学校の先生、祖父や祖母には申し訳ないが、やはりいじめてきた人間とはもう会いたくないと思っていたので、実際成人式に行くか私も迷った。

自分の心を守る選択。本当の意味で自分で自分の人生を選ぶ選択。自分の意思を固める選択。

行くか行かないか、どちらを選ぶにしろ、20歳という人生の決め手となる歳で選んだ選択なのであるので、行っても、行かなくても、後悔しないような生き方ができる人になりたいと思った。

1/10/2026, 11:33:36 PM