うみ

Open App

 昨日の続きで、25〜49&今日の分です。それぞれのセリフに繋がりはありません。……が、最後の方だけはあるかもしれません。


#51

「どんなに短い時間でも、君に会いたくなる」
「いっしょなら何処へだって行けるんだよ」
「何も無くても会いに来てくれ」
「顔を見たいからに決まっているだろう」

「授業終わりに、空を見るのが好きだった」
「大人の一歩手前のくせに、子供みたいにはしゃいで、まったくもう」
「どれだけ高く跳べるか、良く勝負してたんだよ」
「大人びたその鋭い眼差しも、隠さずに見せてくれないか」

「君の瞳の光はやわらかくて綺麗だねえ」
「目に焼きついて忘れさせてくれないんだ」
「今日は空が高いよなあ。眩しくてしょうがない」
「光が無ければ生きていけなくなってしまった。お前のせいだ」

「先に見つめてきたのは君じゃないか」
「声が枯れたら、吐息で歌ってやるんだから。終わりになんてしてあげない」
「そろそろ服、仕舞わねえとな。もう秋がすぐそこだ」
「こんな青空の日は、何かを始めるのに相応しい」

「引き留めたら、優しい君は振り向いてしまうだろう?」
「ともだちでいてなんて、そんなこと」
「一日一個じゃ足りないだろ。何個言えばいい?」
「過剰な熱は、紅茶の香りを飛ばすというのに」

「明るすぎれば星と星は互いを認識できない。少し暗いぐらいがちょうど良くないかい」
「君に出会わなかった世界が存在すると仮定しよう」
「なあ、初めて話した時のこと覚えてる?」
「お前の腕の中で命が終えられるのなら」


「永遠、なんて言ってみようか」
「……そんなの信じない。でも、君なら良いかもね」

「死ぬまで側にいてやる」
「お前がそう望むのなら、好きにすれば良い」



「鏡の向こう側なんていらないよ。だって今、世界で一番幸せだもの!」



 最後までお付き合い頂きありがとうございました。

11/3/2024, 12:30:38 PM