仕事へ向かうあなたが見下ろす空。私のアパートの窓から見える空。駆け足で次の予定へと急ぐあなたを照らす空。公園でのんびり見上げる空。不甲斐なさを抱えるあなたが友と帰路につくときに見る夜空。これが同じ空なのだろうか。どう思いますか?あなたの世界はとてもとても眩しく見える。近づきたいと願った私は嘘つきです。ただの阿呆だと知られることすら幸福なのだから。ほら、今でもそのうつくしさの幻影。一生交わらないで。遠くの空へと誘われたあなたが残すキラキラしたもの。見える。
4/12/2023, 11:27:10 AM