帽子かぶって
帽子を目深にかぶるっていうのが苦手。
そもそも「帽子かぶって!」てのも苦手。
「被るか被らないかは、自分で決めるから!」
分かるでしょそんなこと。ギラギラした太陽に麦わら脱ぎ捨てて額の汗拭うのが好き、つんとする朝の風に真っ赤な耳を掴みながら走るのが好き。別にエスキモーでも赤道直下にも暮らしてないから、ここ30年くらいは「移動は!」(これつけてないと読書力ない人に誤解を受けるw)車生活だしねぇ、子供の幼稚園や塾の送り迎えだって車だったし、子供が小さかった頃、制服の帽子を五月蝿そうに脱ぎ捨てる姿が可愛かったわ(笑)
そんな、皇族様みたいな頭にくっついてるだけの飾りの私は恭しきものですみたいなのも、時代劇の虚無僧がかぶる天蓋も苦手。
だって、鬱陶しいじゃない、視界が狭くなって。前髪だって顔にかかるの苦手だもの。
許されるために謝るのも、許すために無理に責め立て謝らさせるのも苦手だわ、そんなことして謝らせて、なに?私たちは正義って優越感に浸りたいのかしら?戦隊ものとかの見過ぎじゃない
子供じゃあるまいし。
それと、自分の理屈を常識として他人の理窟を否定するのって最低だから、そりゃあ許されないわ(笑)「お帽子かふってね!〇〇ちゃん、可愛いあたしの息子ちゃん」って何時までもいい歳した息子の姿スマホの待ち受けにしているイタイママやってんじゃないかしらね、そんな人って。
謝罪って心だから、行間や態度で読み取るものではないかしらねぇ、それが出来なくなると、自分の差し出す「帽子かふって!」って押し付けあいの視野が狭くなっちゃう帽子の取り合い始まっちゃって、結局さいご相手死ななきゃ殺し合ってより沢山殺した方が勝ちなんてなるのよねぇ。
お貴族様は、お帽子がお好き。
「帽子かふって!」
令和7年1月28日
心幸
1/28/2025, 10:24:18 AM