別れがある時、私はこう思う
私とその人が分岐しただけなんだろうと。
別々の道を歩むように、世界線が違った。
ルートが変わって、私の世界で形を変えた人の世界じゃ、私もまた別の形をしているのだろう。
もしかしたら、あなたの世界線ではより良いあなたと私でいるのかもしれない。
そういう形もあるのかもしれない。
私はそう信じている。
或いは、私が至らなくて、あなたのより良い世界に私は混ざれなかったのかもしれない。
その程度な私だから、この世界に絶望して苦しいのかもしれない。
それでも、世界は白か黒かじゃないから
グラデーションの端と端になってしまっても
私はあなたの幸福を信じている。
1/4/2024, 9:03:06 AM