「青く深く」
深い悲しみが私の心を支配する、もう会えもしない君を想って2年。
いつからか、夢にまで出てくるようになってしまった君を私は永遠に忘れることはできないんだろう。
君との出会いは私が鬱になって、道路に飛び出そうとしていたときだった。君は後ろから私に声をかけてきた、声が震えているのが分かった。
『お、お姉さん…一緒にショッピングに……い、行きませんか…!」
全てがどうでもよくなってしまっていた私は、何も考えず君についていったんだ。
当時の私は、
(どうせ死ぬなら、少しでも楽しい思い出を…)
なんてことを考えていたのかもしれない。
そして君に引っ張られるがままに、近場のショッピングモールに入った。
そこで私は君が似合うと言った服を買い、靴を買った。
まるで自分は着せ替え人形みたいだなと思ったけど、意外と楽しかった。
こんな非日常ありえるわけないけど、そんな名前も知らない君との思い出は、私の死にたいという気持ちを無くさせていた。
(本当に死んで良いの?まだ何もしてないじゃん)
そんな気持ちが胸を覆った。
そして時間がやってきた、もう夜の8時だ。君はそろそろ帰らなければといって、ずっと引っ張っていた私の手を離した。
君は私に笑顔を向け、
「お姉さん綺麗だから死んだら勿体ないよ、きっと素敵な人がお姉さんのこと見つけて幸せにしてくれるよ。だから、今は辛いかも知れないけど、頑張って生きてください。世の中まだ楽しいことはいっぱいありますよ!」
なんて言葉を最後に、君は私の目の前から去って行った。
まるで学生の時にあじわえなかった、青春を体験したみたいだ。
君にもう一度会いたくて同じショッピングモールにその後も行ってみたけど、君はいなくて。
名前も年齢も、どこの誰かも分からない。
そんな君をずっと探している。
もう会えもしない君を想う。
おはようございます…いえ、こんにちはかな…。
本日も最後まで読んでくださりありがとうございます😁
最近ハマっているゲームがありまして、色んな人と話すアプリでして。とても楽しくアプリをやってたんですけど、最近結構仲良かった人に縁を切られてしまいまして。所詮ネットと言うことでしょうが無いかも知れないんですけどね😂
何処の誰かも分からない、名前も年齢も知らない人に救われたって経験がちょうどあったので書かせて貰いました😄
文章がちゃんとしていなかったらすみません💦
それではまた次回の作品で。
6/30/2025, 12:02:39 AM