ほむら

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あるところに、臆病で泣き虫な男の子がいました。ある日、彼は道端の小石に躓いて、転んでしまいました。ケガをしてしまい、痛い痛いとそれはもう大泣き。すると、一人の女の子が手を差し伸べてくれました。

「大丈夫?ひざ擦りむいてるから絆創膏貼ってあげるね」

彼女は急いでケガの手当てをしました。これで大丈夫、と手当てを終えた時には男の子は泣き止んでいました。その時、彼は彼女のことを好きになりました。

それから時が経ち、彼の泣き虫は治り、たくましくかっこよく育ちました。それから、彼は彼女と再会したのですが、彼女は悪い人に絡まれて困っていました。彼は今度は自分が彼女を守る番だ、と勇気を出して彼女の前に立ちました。

「やめなさい!彼女が困っているでしょう」
「チッ、覚えてやがれ」

悪い人は目の前から去っていき、後ろにいた彼女がありがとうございます、とお礼を言いました。

「大丈夫ですか、また何かあったら言ってくださいね」
「あっ、あなたはあの時の…」
「おや、覚えてくれていたのですね」

そうして再会した彼らはお互いを好きになり、最後には結ばれましたとさ。めでたしめでたし。

テーマ「恋物語」

5/18/2024, 11:14:35 AM