僕は君にずっと想ってた二文字を言い出せなくて。そばにいる。この、とてつもなくドクドクする心臓の音を抑えるためにさりげなく炭酸を飲んで。無言の君に、そっと手を重ねて、好きを伝えるかわりにキスした。ぬるくなった炭酸は、君のやわらかい唇の感触をかき消した。
8/3/2025, 2:54:10 PM