今日もトマトの枝に見つけた、エメラルドグリーンのスズメガの幼虫。節目節目がキイロの筋で、質感がうっすらポツポツしてる、胡麻みたいな点々があった。枝にしがみついてる足………ムクムクしてる。
指ツンしてみたけど、動かない。人差し指で撫でてみたけど動かない。
枝ごと切ってもずしりと重く、昨日の2匹より重かった。雑木林に枝ごと置いてきた。あの大きさだと、そろそろ土に潜りたいんじゃないだろうか。暑いしね。
あばよ!
ビッグエメラルド!
どうぜ生まれてきたのなら、いろんなものに触れてみたい。みんなが可愛いと思う、可愛いのが当たり前のもを撫でるより、ずっと価値がある気がする。
受け入れ難きものを、受け入れる事の難しさ。今度は、手の平に乗せて質感と温度を確かめてみよう。生きている限り、これからもいろんな場面で『気持ち悪い』に、遭遇すると思う。それは、息を引き取る瞬間まで、だ。死んだらそれは起こらない。
とりあえず、今日は指先にぷよぷよした感触が残った。柔らかかった。
自分が生まれて来た意味は、自分で決めていいと思う、どんな人間も必ず死んだら必ず神様の前に行く、そして、答え合わせをする。
『地獄』、なんて都合のいい『場所』は無い。あるとすれば、痛くも痒くもない声も無い誰も居ない何も見えない、言いたいことは山ほど浮かぶのに、永遠に何からも無視され続けるだけの事。
どんな人間も、今までもこれからも生まれ変わるなんて事は無い。ただこの瞬間のみ。
8/18/2025, 11:29:38 AM