日々家

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忘れられない、いつまでも。

陽炎が君を揺らして消していった。
残るのは、青い空とジリジリと辺りを照らす太陽。
海まで走ったら、キラキラと光る水面を見ている君が居る気がする。私に気付いた君が手を振って名前を呼んでくれる気がする。
「もうひとりは疲れたよ」
そう言う私に困った笑顔を向けて、また君は消えてしまう気がする。

日々家

5/9/2024, 1:12:08 PM