エレン

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テーマ「永遠の花束」

僕には密かに心を寄せてる人がいる。
その人は、僕のことをただの友達…。だと
思ってるだろうし、きっとこれからもそうだろう…

なぜって僕も、Aも男だから。

かと言って、女になりたい訳じゃない
好きになった奴がたまたま男だったんだ。

頭では分かってるのに、Aが他の女子と
楽しそうに話してるのを見るだけで嫉妬してしまう。

僕なんかが嫉妬するなんて
おこがましいよな…

Aを好きになったのは
ほんの些細な事だった。

メソメソ泣いてた僕を見てAは
A「泣くなよ笑 幸せ逃げちまうぞ! 」

冷たいように思うかも知れないけど
深く詮索しない。励ましすぎない
そんな彼の行動が僕には心地良かった。
何度も彼に助けられるうちに

いつしか彼が気になるようになり、
目で追いかけるようになった。

【友達以上、恋人未満】
この言葉は僕の今の状況に合いすぎて泣けてくる。
友達としてじゃなくて、やっぱり彼の事が
人として、1人の男として、恋愛対象として、
好きなんだと確信した。

そんなある日~


A「お前さぁ… 好きなやつ居んの?」
思ってもないパスだった。

「…うん。いるよ!」

本当のことを言ったら今のこの関係が
崩れるのかな?とそんな覚悟をした。

A「へ~ 誰…??🤔💭」

目をグッと閉じて
静かに深呼吸をした。

「Aだよ。君のこと好きなんだよ。」

A「(゚ロ゚;)エェッ!? ウッソ… マジか」

「ごめん。やっぱり聞かなかったことにして。 」

A「いやいや、人の事を好きとか言っといて
自分の気持ちを無かった事にしてんじゃねぇよ!!」

「えっと…? 」

A「ちょっと考えさせてくれ」


~数週間後~


A「お前、俺と付き合え。」

「それは…どういう??」

A 「あれから真剣に考えた。
お前の事好きなんだって気づいた
それは、友達としてじゃねぇ。」

花束を差し出す💐

A「お前の為に買ってきたんだぞ
永遠っていう花言葉が入った花束だからな?
しかも、流れ的にお前が俺に告ったんだから
最後まで責任取れよ笑笑」

「永遠の花束なんて初めて貰ったよ💐」

ポロポロ涙を流す

A「お前、初めて会った時から
本当に泣きすぎなんだよ笑」

「ううん。これは嬉し涙だからノーカンだよ笑
本当、大好きだよ!」

A「うん。俺も。」

涙まじりの笑顔を見せると抱き合った。

2/4/2025, 2:21:57 PM