ラト

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【星空の下で】

草原に寝転がり、空に手を伸ばす。
もちろん手には何も掴めない。

星空の下でそっと目を瞑る。
目を瞑っても瞼の裏には星空が広がる。
そよ風で丁度いい。

星空の下で僕は空想をする。
僕は空想をするのが好きだ。
頭の中では僕の行動を注意する人はいないから。
自分の世界に入って、好きなことを沢山する。
推しと喋ったり、テストで100点取ったりする。
でもやりすぎると大変な目にあう。
自分の世界に入りすぎて空想と現実が混ざってしまうのだ。僕は何回もなったことがある。

例えば名前とか。
こういう名前になりたかった。という時、
もしこの名前だったら…というのを空想する。
そして違う。僕の名前はこれじゃない。これは空想の名前だ。とふと本当の名前を思い出す。自分の世界に入りすぎてつい、空想の名前を現実の名前と間違えてしまう時があるのだ。

なんでこうなるのかは僕自身検討がついている。
僕は昔から話を自分のように考えるのだ。
物語の本だったら僕が主人公なら、友達が体験した話でも僕が体験してたら…と小さい頃から考えていた。
簡単にいうと、感情移入しやすいのだ。



いつか空想と現実が混ざってることに気付かずに生活する日がくるのか。そしてふらっと〇ぬのか。
そんな事も僕は空想する。


綺麗な星空の下で暗い空想をする。

4/5/2024, 2:05:45 PM