……ああ、そうだ。
ようやくわかった、やっと気づいた。
私の住処に、風呂場、というものがある限り。
風呂場を黒やピンクに汚染しヌメヌメにする、あのカビどもとの抗争は、絶対に終わらない──『これからも、ずっと』。
……いままで。
ありとあらゆる、どんな手段を選んだとしても、この戦いを止められやしなかった。
けれど──もしこの物件に、風呂場という名の戦場さえ、存在しなければ。
この不毛な抗争の日々に、或いは、終止符を打つことが出来るのではないか──?
◇
……てなことを、考えるくらい。
これからの季節、また寒い冬が来るまで、この憂いが尽きないかと思うと、ちょっとため息が出ちゃうのです。
いまは難しいけど、例えば老後は……風呂ナシで、銭湯または共同浴場近くの物件に住めたらいいなー、なーんて!
4/9/2026, 8:19:03 AM