《この手が届かないこと》
(刀剣男士/平野藤四郎)
平野藤四郎は正しく"忠臣"という短刀で、
実戦より警護を得意としているが、弱い訳では無い。
短刀ならではの機動力と間合いがあるからこそ、守れるものがある。
けれども守れるのはこの腕が届く範囲だけだ。
打刀や太刀のような背丈があれば守れるもの、遠ざけられるものがあるのに、短刀の小さな背丈では足りない時もある。
それを痛感した時、平野藤四郎は己の不甲斐なさや
この姿に対して、やるせない気持ちになるのだ。
8/24/2024, 10:20:59 AM