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空風の吹く肌寒いあの季節に
列車に乗って君に逢いに行った日を想う

吹かれる風にどことなく君の香りがして
君といたあの日々を思い出す

「私が居なくても貴方は生きてるよ」
そんな君の声が脳裏に焼き付いて離れない

空風が吹く度に、君の匂いが鼻をかすむたび
未だ生きてしまっている自分を責める以外の
方法が見当たるはずもないのに
僕はいつもどこかで救われたいと嘆いている

2/29/2024, 4:31:11 PM