まいける

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ひなまつり

夫がお雛様を出してくれました。
引っ越してきた今の家にはまだお雛様を置くに適した場所がありません。
そんなこともあって、私は「まー今年はしょうがないしょうがない」と思ってスルーしようとしていました。

夫がある朝「今日はお雛様を出します」となんや高らかに宣言し、あっという間に折りたたみの机などを駆使しテキパキと設置してくれました。
「場所が無い無いと思ってもやればできるものなんですね」とかなんとか言いながら、お雛様はやっぱり飾られたら本当に華やかでとっても可愛い。
家の中の空気がほんのり明るくなりました。

私には妹がいて、私の時に浮かれた祖父母から大きなお雛様をもらってしまい、妹が生まれて同じようには出来ずなんか濁され続けてきた実家だったので、お雛様はその家の娘の身代わりとかその娘を守っているとか聞くたびに、「うちのお雛様は誰の代わりなんだ」とモヤモヤしてきました。
ですのでお雛様に対する信心も育たず、「まー可愛いけど」で飾るにはでかいし高いし、ぐらいにしか思っていませんでした。
工芸品、美術品としては本当に美しいですけどね。

それでも歴史は繰り返し娘が産まれると、両親がお雛様を「あげたい」と言ってくれたのでもらいました。
思い入れもなかったはずなのにいざ選ぶとなったらお内裏様の顔をこれでもかと見ました。
美形かどうかよりもパートナーを大事にしてくれるかどうかという点で顔相判断に熱がこもりました。

結婚するとかしないとかは当然好きにしたらいいと思うし、自分の幸せは自分で決めて欲しいけど、パートナーいる時もあるかもしれないし、その時にはこの願掛けが功を奏してくれたらいいなと思います。

娘を理不尽に傷つける存在が現れたら夫が鬼の形相でギッタギタにしに行っちゃうと思うし私も釘バット持って参戦するし警察にご厄介になるしかないし夫婦で檻の中だし、そうはなりたくないので功を奏してくれたらいいなと思います。

お雛様頼むね、今年ひなあられもあげてなくてごめんけど。




3/4/2026, 5:45:48 AM