「ゾーン」という物をご存知だろうか。スポーツにおいて、限られた天才にしか入ることを許されない、重い扉。天才であったとしても、入られるかどうかわからない、まさに、奇跡である。
一度入ってしまえば、もう一度入ることは困難だ。なぜなら、「もう一度、ゾーンに入れれば」などと考えてしまう為。邪念が干渉してしまえば、ゾーンに入ることは不可能となる。邪念を一切消し、プレイにだけ集中する。スポーツにおいて、奇跡をもう一度、などとは考えてはダメなのだ(って、髪の青い人が言っています)。
奇跡というのは、起こることの方が異常である。スポーツに限らず、奇跡を信じることは怠慢と紙一重なのだ。こう書くと、読者に奇跡を信じる=怠慢と勘違いされそうだが、決してそうではない。
僕が言いたいのは、奇跡が起こることを前提として、計画を立てないことが大切だ、ということ。奇跡が起これば儲けもの。それくらいのスタンスが丁度良い。
10/2/2024, 10:12:57 AM