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注意

 今回の話は、題名「海の底」から逸れているかもしれません。




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 私は、日頃から友人達に話しかけている。

 話すのは好き。

 話したいことが溢れでてしまい。早口になったり、文脈が不自然になったりする。

 おかげで、話が行き詰まり相手の続きを待っているのが本当に申し訳なかった。

 そんな中でも、私の話を根気よく聞いてくれたり話し上手な人達との会話を好んだ。

 彼らは、話し方の重要点。つまり、起承転結がしっかりしている。聞いて不快ではないし、寧ろもっと聞きたいぐらいなので、密かに会話の参考にしている。

 そろそろ高校にあがる山田は溜息をついた。英語の授業中なので周りにバレないぐらいに独り言を呟いた。

 「いいな」

 机の上にはノートパソコン。これで英語の翻訳や意味を調べるが山田は、別のブラウザを覗いていた。

 山田は、話し上手な級友を見た。彼らはいつも会話の傍にいるが、話の切り盛りが上手で実質彼女なしでは、会話は行き詰まるばかりだろう。ああいう人ほど、方法聞いても。

「えー、僕も話すのが苦手だしなあ」

 と、微笑みながら方法ではなく感覚で話していると感じた。それが、謙虚なのか本当に直感的に話しているのか不明だ。
 山田のノートパソコンには「話しかた 上手」を調べてる。____「会話は生まれつきじゃない」「分かりやすい言葉で話す」「内容を明確に」など、調べれば出てきますよ。方法論が。
 けれど、知ったことで実践が難しいんだよなあ!

 だから、私は彼らを見て、真似し、会話をする。こっちの方が楽なので。本当に彼らの話術は、海の底が深すぎて分析のしがいがある。

 山田は、英語の先生がこちらに向かっているのが分かると、すぐさま英語関連のページに乗り移った。

 

 
 

 

1/20/2026, 11:39:05 AM