色とりどりの何かを見ると目が喜ぶ。
目はいつも新しいものや美しいものを見たがってる。
ただし、色とりどりの何かを見ることはできても、自分の選べるものが、よりどりみどりなわけではない。
華やかで美しいものに憧れても手に取るものはたいがい色味の少ない単調なもの。価値観が追いついていないのか、欲が落ち着いてるのか、選ぶ前から自分のほしいものはだいたい決まっている気がする。
初めから美しいものをちゃんと愛でる自信がない。いちから育てないと、育みかたを知らず腐らせてしまう気がする。それよりは手に余るものだけで工夫して、自分で自分なりの美しさを生み出すことが好きなんだと思う。
少ない色味を組み合わせて作った自分の創作物は一見して、見映えはしないが、目を凝らしてみると、こまかいグラデーションとレイヤーが折り重なっている。その編み込んだ時間には、なんとも奥深くて感慨深いものがある。そうやって自分なりの方法で、自分なりの色々とりどりの何かを表現しながら、誰かの目に止まれば嬉しいことだし、何より豊かなことだと思う。
1/8/2026, 11:47:09 AM