【空が泣く】#1
「あぁ、今日は土砂降りか。」
突然だが、私は、空と会話することができる。
「空さん、今日は土砂降りみたいね、どうしたの?」
私が空に問いかける。
『もう辛いの、』
「どうして?昨日まで元気だったじゃない。」
『なんか、私、もう、みんなに嫌われてる感じがして』
「なんで?空さんは人気者でしょ?」
『前までは、地上に耳を澄ましたら、人の笑い声が沢山聞こえてきた。でも、今は違う、みんな、私の悪口を言っているの、』
「、、なんて、聞こえてきたの、?」
『ある晴れの日、[晴れの日は暑すぎて過ごしずらい]って言われた、ある曇りの日、[曇りはテンション下がるから嫌い]って言われた、ある雨の日、[雨って、めんどくさくて嫌い]って言われた。』
『私はどの天気でも嫌われてしまう。』
「そんなことがあったのね。大丈夫、無理はしなくていいわよ、私空さんのどの天気も好きだわ。」
そう空に伝え、私は学校に行った。
《お、__おはよー、》
「おはよー」
《いやー、土砂降りだねぇ?》
「だねー、」
《ほんっと、雨って髪もぐちゃぐちゃになっちゃうし、気分もどんよりしてテンション下がっちゃうから嫌いだわー、》
「、、」
私はいっつも、友達に合わせてばっかだった。
嫌われたくない、
そういう思いで、みんなと違うことを思ってても、必ず「そうだね」と言うようにしていた。
でも、今日の空の言葉を聞いて、頷いてはいられなかった、
《__?》
「空、、、にも、色々事情が、あると思うし、、」
「簡単に嫌い、って言っちゃだめ、、だと、思うな、」
「私は、どんな天気も、、好きだよ、?」
《、、え、w》
《どーした?w何?w遂に頭おかしくなったの?w》
「空、って、雨が降ってる時は必ず泣いてるんだよ、!」
《は?笑 __そんなことまだ信じてんの?wうけるんだけどw》
信じていた友達。
でも、あの子は私のことを信じてくれなかったみたい。
案の定、みんなからばかにされた。
でも、私はいつもみんなの意見に同意してばっかだったから、よかったかもしれない。
こういう人たちの言葉で、
" 空 が 泣 く 。"
/作者
自分でも意味わかんなくなっちゃってるんですが暖かい目で見ていただけると幸いです。
9/17/2023, 2:22:59 AM