おもちもち

Open App

ピッピッピッピツ
「はぁ、、また失敗ですか、、、、」

私は天才科学者と呼ばれていた。
私はずっと人間のクローンをつくり
人類を不死身の身体にする実験をしている。
その過程で使った生物が違法薬物で
学会を追い出された。
だけど私は構わなかった。
私には昔からの不死身の身体をつくるという
夢があったからだ。
そして、もう少しで私の目標が、願いが叶うからだ。

ピッピッピッピツ バァン

、、成功だ!!!
これでようやく、、願いが叶う!!!

『 0からの祝福に感謝を、、、』


________________________解説

今回の話は正直よく分からなかったと思います。
この話はある1人の科学者が主人公です。
もしかしたらわかった人もいるかもしれないですが、
科学者の夢は不死身の身体を手に入れる事であり
目標もそうであるとは1度も書いてありません。
そして«私には昔からの不死身の身体を
つくるという夢があったからだ。»
と過去形になっています。
つまり科学者はもう不死身の身体を
手に入れているのです。
なら科学者の目標とはなんなのでしょうか?
正解は死です。
科学者が今まで永遠の命を求めてきました。
しかしいざ永遠の命を手に入れると
科学者は気づくのです。
永遠の命の対価を、いくら永遠の命を手に入れても
脳みそはその機能に追いつかなかったみたいです。
だから科学者はその膨大なデータに耐えきれず
死のうとした。でも科学者は
不死身の身体を持っている。
なので科学者は自分のクローンを作ったのです。
自分と同じ知能の持ち主なら
きっと自分を殺してくれると信じて。
なので科学者は死ぬ寸前に
«0からの祝福に感謝を、、、»と
0から生み出した自分(クローン)が
死を与えてくれる、
それは永遠の命を求めた科学者には皮肉にも
祝福と感じたみたいですね。

2/21/2023, 2:13:01 PM